2024.5.29

誰も教えてくれない店舗物件の探し方 -5つの物件情報の集め方とポイント-

出店・退店コラム
#出店コラム#物件探しの知恵

「独立開業することにしたが、店舗物件が見つからずなかなか進まない」

「3店舗目は既存店と違うエリアに出店したいが、誰に相談してよいかわかならない」

「ネット上で探しても良い物件と巡り合えない」

そんなお悩みはありませんか?

私もある企業の店舗開発責任者として5年間で全国に100店舗以上を出店してきましたが、物件探しは非常に苦労をしました。

そう、店舗物件探しって本当に難しいんです。

住宅やマンションの物件を探すなら、SUUMOやアットホームなど、大手のポータルサイトが存在し、そこで見つかる確率は高いのですが、店舗物件のそういった全国を網羅するようなポータルサイトは今のところありません。(後ほど詳しくご説明いたします。)

彼女や結婚相手を探す時は、マッチングアプリだったり、合コンや結婚相談所、友人の紹介、お店や街で偶然出会う、、というようにさまざまなパターンがありますが、店舗物件探しもそれに近いかもしれません。

要するに答えはなく「良い物件と巡り合える可能性を広げる」ことがポイントとなります。

では、どのようにして可能性を広げるか、私が考える店舗物件の探し方をまとめました。

※こちらの記事は、路面物件を対象としております。商業施設での出店方法については、別の記事でご紹介させて頂きます。

店舗物件の探し方① 探しているエリアの不動産屋に相談

店舗物件の情報を扱っている不動産屋は大きく2種類存在します。

・街の不動産屋

街の不動産屋は、いわゆる看板を出してお店を出しているような不動産屋です。「〇〇商店街に強い」「〇〇駅に強い」といった狭い地域での物件情報を取り扱っていることが多いです。

〇〇商店街や〇〇駅といったように地域を絞って出店場所を探している場合は、このような不動産屋を探すことがおすすめです。

・店舗物件に特化した不動産屋

店舗物件に特化した不動産屋は、例えば東京都内/大阪市内といったように店舗物件を得意とし、街の不動産屋よりも広域で物件を扱っていることが多いのが特徴です。

その中でも、「〇〇地域に強い」ということであったり、「都心部や街中が強い」「ロードサイドに強い」といったように各社で強みをもって物件情報を取り扱っています。

また、一等地の物件情報を入手できる不動産屋も多いのが特徴です。

ある程度広いエリアで物件を探している場合や、一等地での物件を探す場合には、店舗物件に特化し、探しているエリアに強い不動産屋に相談することがおすすめです。

それから、不動産屋には最初に条件やエリアなどを伝えると思いますが、その後もマメに連絡して、思い出してもらうようにしておきましょう。タイミングよく物件情報が手に入る場合もあります。

店舗物件の探し方② Webサイトで物件を探す

全国を網羅した店舗物件のポータルサイトはありませんと先述しましたが、正確にお伝えしますと、ポータルサイトはあるが網羅しきれていないというのが現状です。

その中で、ポータルサイト5選をご紹介させて頂きます。

アットホーム https://www.athome.co.jp/

アットホーム.jpg

運営元:アットホーム社

住宅系の物件がメインですが、店舗物件も多く扱っています。不動産屋によっては、住宅系はSUUMOに、店舗系はアットホームに掲載するという場合もあるようです。

店舗物件の掲載数は一番多いのが特徴です。

店舗ネットワーク https://www.temponw.com/

店舗ネットワーク.jpg

運営元:アパマンショップを運営するApaman Network社の子会社TEMPO NETWORK社

店舗専門のポータルサイトで、全国の店舗物件を扱っています。

物件掲載数は、アットホームに劣ります。

Tempodas(テンポダス) https://tempodas.com/

tempodas.com_tenant_map.png

運営元:リクルート社

2020年に店舗専門のポータルサイトとしてサービスを開始。

地図から物件を探せるのが特徴で、店舗物件を探すことに特化したUI(ユーザーインターフェイス)となっているため、ユーザーにとってはとても見やすいサイトです。

現在は関東の物件が多く、関西やその他地方の掲載はまだ少ないです。

飲食店ドットコム https://www.inshokuten.com/

飲食店ドットコム.jpg

運営元:シンクロ・フード社

関東・関西・東海・九州の飲食店に特化した店舗物件のポータルサイト。

飲食店に特化しているので、個人で飲食店を考えられていて、これから物件を探す方などにはおすすめです。

居抜き店舗ドットコム https://www.i-tenpo.com/

居抜き店舗ドットコム.jpg

運営元:テンポイノベーション社

関東の居抜き物件に特化した店舗物件のポータルサイト。

運営元のテンポイノベーション社は、転貸事業を専門にした不動産屋で、転貸物件のみを取り扱っています。

居抜きで投資を抑えて出店をしたいという方にはおすすめですが、転貸なので、家賃が上がってしまうことがデメリットです。

(転貸物件のお話は、別の記事で取り上げる予定です。)

全てのサイトを毎日チェックし続けるのは非常に大変ですが、サイトによっては会員登録しておくと、条件に合った物件情報がメールで届くものもありますので、まずは会員登録してみるのも良いかもしれません。

ーーーポータルサイト以外の探し方ーーー

上記に上げたようなポータルサイト以外には、店舗専門不動産屋が物件情報をサイトに上げていたり、最近では、

「サロン不動産」  「ジム不動産」のように、飲食店以外でも業態に特化した、サイト・不動産屋もありますので、

ご自身が探している「エリア」や「業態」で検索してみるとお探しの物件がみつかるかもしれません。

店舗物件の探し方③ 街を歩いて探す

とてもアナログな手法ですが、実際に街を歩いてテナント募集の看板を見つけて問い合わせをして、成約まで進むケースは多くあります。

「歩く」ということはとても大切で、ご自身が出店したいエリアの人通りや歩いてる人の特徴、周辺店舗の状況なども把握することが可能です。

また、シャッターが閉まったままお店などがあれば、不動産屋に相談すると賃貸可能になるケースもありますので、気になった物件があれば、都度相談してみましょう。

店舗物件の探し方④ 知り合いからの紹介

「〇〇さんのお店が閉店を考えていて、後継テナントを探している」

「あそこの物件空いていたよ」

といったように、物件の情報はどこから入ってくるか分かりません。

そういった情報が入りそうな人に広く物件を探している旨を伝えておくと、紹介を頂ける場合もあります。

店舗物件の探し方⑤ 店舗開発代行・店舗開発コンサルに依頼する

上記①~④のような動きを地道にやっていくことが、物件を探せる近道なのですが、なかなか時間が取れない方や、どこに相談してよいか分からないという方、出店を加速させたい・多店舗展開をしていきたいという方は、まず「店舗開発代行」や「店舗開発コンサルタント」に依頼することもおすすめです。

不動産の仲介手数料と別途での費用が発生することが多いですが、広い知見やネットワークがあるので、相談してみる価値はあります。

エリアが限定であったり、商業施設専門であったり、数は少ないですが様々な業者がありますので、調べてみてください。

なお、サイト運営主であるBamooveも、店舗開発出身のプロが「店舗開発代行・コンサル」を請けております。Bamooveの特徴としては、全国の商業施設・路面の物件を対応することが可能です。(一部地域を除く)

まずは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

まとめ

今回は「店舗物件の探し方」について解説してきました。

なかなか地道な行動が必要ということがお分かりいただけましたでしょうか?

冒頭でもお伝えしたように「良い物件と巡り合える可能性を広げる」ことが大切です。

いま世に出ているお店も皆こうした苦労を経て出店をしています。

読者の皆さまも良い物件に出会えますように、心より願っております。

#出店コラム#物件探しの知恵

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